参考
アリ退治の20の方法
このところ連日、蟻との戦いだ。バーナーはホントに手軽なので、ついつい。庭を歩いてるとあちこち蟻の移動をみつけると、さっそく。
何回も蟻退治して思うに、蟻の完全撲滅に大事なことは、元(原因となる箇所)を断たなければだめだということ。何度も蟻が現れるところは、それなりに元に原因があるようだ。
この「元を探って」いて、今日はおもしろい蟻の道を3種見つけた。以下3種:
1) 坂道の階段には、どれかのステップ(段)に集中的に蟻軍団がいることを発見することがある。そこは蟻がなにかを食ってる証明なのだ。今回はものすごい数の蟻がステップ(レンガ+角材)に敷いた木の角材と杭をすでにバラバラにしていた。
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それに火炎を浴びせる。バタバタと倒れるのだが、それでも次から次へ、中から這い出てくる。土中もスコップや芝生の根草取り具で掘り返しながら、火炎を。
でもね、何故かなかなかいなくならない。よく見るとそこへやってくる蟻道がはるか遠くまで延びているのを発見。それも草むらの中を延々と・・・。
それに沿ってさ~とバーナーで焼き払っていくのだが、その道は草の葉っぱの上だったり、地上に落ちた細い枯れ枝に沿ってだったり、延々と続く。見ててうまい具合に道を作り、ものを運ぶものだと感心する。
感心ばかりはしていられないから、どんどんその道に沿って焼き払うわけだけれど、12,3m位行ったところで次第に蟻の数が少なくなってきた。草ぼうぼうの中だからそれ以上は後追いはしないが、何本かの枯れ枝を伝って、それを橋にして渡る姿には驚いた。草の中を通るより労力が要らないのだろう。
2) 次に面白い蟻道はご存知、蟻塚ならぬ空洞のトンネル状蟻道。松の根っこに近い所に打った杭が食い荒らされてるので、バーナーで処理していたらその横の松の木にそのトンネル道が延々と幹に向かって。雨の日でも濡れないで移動できるようにつくるのかなあ?とこれにも感心。
で、さ~とスコップでトンネルを掻き落とす。落ちたトンネル材の粉(蟻が砕いた土?または木のくず?)に混ざった蟻をバーナーでこれまた根滅。(でも手が届くところまでで今回は終わり)。
ところで、やはり100円ショップの杭は全く役立たず、蟻ですっからかんにされている。一方、ホームセンターで買った杭は強い。それでも食い荒らされたのもあり、時間の問題かも。今後はあまり好きでなかったプラ杭やコンクリ杭を見直そうかなと思う。こんなことばかりいつまでもやってられないからね・・。
3) もうひとつ、面白い蟻道発見。自宅の土台の空気取りいれ用隙間から土台の壁面に蟻が出てきている。何も咥(くわ)えてないから中を食って出てくるのではなさそうだ。どういう仕事をしてるのかな。往復の蟻道ではなく、出てくるのみの一方通行。数は多くない。
出てきた蟻がどこへ向かうのか調べたら、道がぽつんと切れてしまった。おかしいな、コンクリートの上だし、と不思議に思ってよ~く見るとコンクリートの中へ、正確にはコンクリートに立てた(囲まれた)杭との隙間へ入っていく。穴もないのに??。ためしに杭に芝生用根草取り具を差し込むと、ぽっくり穴が開いた。その杭を食い荒らして穴を開け、そこからコンクリ下の土中に移動していたのだ。
で、バーナーで崩しながら焼く。かなり大きな穴が出現。そこに火炎を吹き込む。しばらくして穴が冷えてくると蟻たちがいっぱい出てきた。あちこち慌てふためく姿は、よほどびっくりしたのだろう。出てくるのを待ちながらゆっくり全滅すべきだったが、今日これから始まる隠れ家でのBBQの準備の途中なので(息子夫婦とその友達の集まり)、待つわけにはいかず、一気にその穴に向けて火炎放射。そのあと蟻よけ粉末薬投入。
でもこういうめくら処理は気をつけた方がよい、とあとで反省。自宅の側壁の土台コンクリ下にはガス管や水道管も通っていて、知らずに土中に火炎放射したらひょっとしたら大変な事故になりかねないと。今回の場合は写真にもあるように、土台下の土中にはガス管やエンビの水道管もありそうだから、ガス管の過熱によりガス爆発や水道管の溶融破裂の可能性もなきにしもあらずと・・。くれぐれも要注意だ。それに木杭を打つのも考え物だ。
で、この蟻たちが、家の中(の2階のパソコン横)で時々見かける蟻だったのかなあ。それだと原因解消でいいけど。常々、どこからやってくるのか不思議だったので・・。
とにかく今日はいろいろなところで、働く蟻の模様を見せてもらった。
後日記:
翌日見たら、木杭からの出入りはまったくなかったが、すぐ隣のメータ管の周りの隙間などからの出入りに移動していた。まだまだ知恵比べが続く。
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