2008-09-13

ペーパーログメーカー(紙薪作製器)って?

リサイクル紙でつくる薪作製器というのがある。灯油の上昇が続く昨今、北海道で人気だそうだ(今年のBE-PAL5月号)。新聞紙を細かくちぎって水に入れて濡らし、それを金属製型枠に詰め込んで絞る絞り器だ。あとは天日で乾燥するとのこと。完成したレンガ大の物はペーパーログとして、また並べていろいろ遊べる(?)そうだ。

薪としての火持ちも詰め込んだ分長くなる由。北海道の会社が輸入販売(今は製作販売かも?)している製品で、3~4000円。で、詳しく調べてみたら元はイギリス発のアイデア製品、レート換算で値段も同程度。北海道の会社のHPでは、買うのに予約待ち何百人とか(現在は6500円とか!)。

なら、自分でそれらしきものを作るべくさっそく実験(前出のビーパル発売時頃の話)。新聞紙を水に濡らし、小さなバケツに入れて押し絞り、天日で乾かしてみる(あくまで型枠作る前の試しとして)。乾くまで長ーい時間、ビーパル発売時の5月時期で一週間位か、それ以上がかかることが判明。完成を見るまでイライラ、なかなか中心まで乾燥し切れない、あきらめた。

濡らしたものをぎゅうぎゅう押し詰めては、それもそうだろう。これでは使えないなあ。イギリスの本社もそれに気づいた(?)らしく、濡らさないで紙をそのまま自転車用空気入れのような円筒に押し込んで作る筒バージョンも別に販売している。なんたってわざわざ濡らして、また乾かすなんて時間の無駄で、バカげているというわけだ。

それなら簡単にサランラップの残りの円筒(芯)などに紙を詰め込んでも同じだ。もっともたくさん入手しやすく、エコ的なのは牛乳パック(1L入り)。毎日使う牛乳の空パックが出た時点で乾かしておいて、ゴミ箱かわりに、周りの紙(ダイレクトメール、買い物の領収書の類、新聞紙やその広告など)をどんどん詰め込んでいく。とくにダイレクトメールなど、住所氏名が印刷されており、プライバシーの観点からそのまま捨てずらいし、邪魔。


こうすることで、周りのごみがあっという間に片付くので便利、便利。何より我が隠れ家のストーブ(安物の鉄板製めがねストーブですけど・・)にとっては、冬の楽しみが増えていく。燃やす時には開けてない方の底部分をカッターで切り取った方が酸素(空気)の通りがよく、燃えやすいみたい(→さらに改良型のここも参照してね)。

それに関連しての話、空の筒状のものは立てて燃やすと恐ろしいくらいの火力になる。それを利用して我が家では、急いでバーベキューの炭火作る時などには、直径15cm、長さ約30cmくらいの紙筒に炭を放りこんで作る(ことも多い)。ゴーゴー音を立てて燃え盛る。この考えから先の牛乳パック製薪を作る際、炭を挟んだものも作ってみたが、これは失敗、炭がどこかへ行ってしまう。

ところでこの直径15cm、長さ30cmの紙筒はというと、アスファルトシングル屋根材の下地用防水シートを巻いた筒(長さは1mくらい)を丸鋸で3分割したもの。元々この1mの筒、ドームハウスの屋根を葺いた際、何十本も出たもので、しっかりしているし後々柵のコンクリートポストでも作る際の型枠にでも使おうかと、とって置いたもの。大物で保管に場所もとるし、なかなかその利用機会が無く邪魔者扱いだったものだが、長さ30cmくらいにカットしてこうして使っている。これは筒も一緒に燃え尽きてしまうのだが、そのうち耐久版を作ろう。

タイトルのペーパーログメーカーなど、お金を払ってまで購入しなくてもいいのだが、エコで便利な製品と言われると、ついつい飛びついてしまうものなのだ。特に昨今の灯油高(実は私もひとつ買おうかなと思って、調べたのだが、また無駄買いしそうになった例)。これなど面倒なので、すぐ飽きて箱入りになってしまう製品の代表かもしれない。どんどん使ってる人や販売者さん、ごめんなさい(あくまで私の意見です)。それにしては海外には面白いアイデア製品が多いなあ、と感心する。

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