2009-02-03

土地止め作業

裏庭は坂になっている。緩やかな通りの坂は木とレンガで階段を作り、土止めも兼ねているが、周りの急な坂の土はどうしても雨で徐々に削られていく。



引越しした時からこのことは気になっていて、5年経った一昨年、業者に頼んで、崩れかけた塀(この土地にもともとあった木を積んで作ったもの)だけは、板塀に換えてもらった(負けてもらって38万から30万円に)。10年は持つといわれたが、さてどうかな。厚さ4cmの松の板にコールタールを塗っただけのもの。ちょっと値段は張るが、運ぶのに苦労しても枕木にしておいて貰えばよかったと、今は後悔している。

今は冬、草も枯れて時期的には土止め作業がやりやすい。

で、今回は庭の周囲の土止めに挑戦。昨年夏に帰郷した際に手に入れておいたエンビ製波板、幅2~40cmくらいの3種類(20m巻き)を数巻を使う(予定)。もともと坂に木材を渡し通り道兼土地止めを考えていて、その補助としてその波板を土に差し込んで土止めしを強化していく考えだった。



でもやってみると上手くいきそうでない。波板が薄くて頼りないうえに、上に波板の端がくると危ないからだ。

そこでもうひとつ懸案の庭の周囲の金網塀での土止めに挑戦した。金網の内側に沿って、波板を土に差し込んでいけばいいだけの作業だ。波板が長いままだと取り扱いが厄介なので、1mくらいずつに切って差し込んでいった。この方が土地の凸凹にも上手く対応できて具合がいいことが分かった。









生えている細い笹をかき分け、波板をとりあえず金網塀に沿って置く。次に、固定のため50cmくらいの長さの竹を金網に差込み、金網と竹の間に波板を挟む。それから、「芝生の草抜き用串」のようなもので波板ができるだけ土に食い込むように、土にサクサク穴を空けていく。竹は庭の周りの笹薮から0.5~1cmくらいの細いものを切ってきて用いた。

これで少なくともその部分からは、庭の土は外へは出て行かないことになる。いつまで持つかちょっと心配。というのはこの波板、薄い上に寒さで硬くなると割れやすい。畦用だから耐用性はあるのかな、と思ったけれど、考えてみるに、畦って毎回の農作業ごとに換えてもいいものかもしれない。



まあ、1日か2日の作業だからダメになった時の交換もたいしたことないけど、もっと歳をとると大変だなあ、今でも面倒になってるので、と思う。この波板代、数巻で確か1万くらい。だと、コンクリートブロック100個は買える。ブロック1個の長さは35cmくらいだから、35mはできた。この方が良かったかな、とまたもや後悔。最近は後悔が多すぎる。素人DIYだから、仕方ないか。

まだまだ余った波板、さてどうするか?

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